中村靖彦の今日思うこと

思いつくままの日記

大相撲を考える

全く専門外てすが、1フアンとしてとつても気になるので書きます。日馬富士の暴行事件についてではありません。横綱のあり方を中心とする相撲界全体のことです。折角四横綱を作ったのに、以来全横綱が揃ったのは一場所もありません。原因の一つ、怪我が多い。ガチンコ勝負がほとんどになつたからです。背景は一昨年からの八百長事件です。相撲界は綱紀粛正に全力で取り組みました。本場所を中止するほどの大事件を経験して、漸くフアンの人気を取り戻すことが出来たのです。その理由の最たるものはガチンコ勝負なんですよ。専門家がこんなことを言うと、じゃあその前はガチンコしやなかつたの?などと言われるので困ってしまいます。でも全部てはありませんが、やはり力を抜くような取り組みもあったのですよ。だけど今は全部がガチンコですから怪我も増えます。公傷の制度をもつと整備する必要があるでしようね。それから横綱問題です。ふた場所連続優勝が横綱昇進の条件などがあるので、横綱になる時にはもう全盛期が過ぎているのです。だから若手に負けるし、怪我もします。この際制度を抜本的に改革し、横綱のあり方や役力士の位置付けなどを一から見直す勇気が求められると思います。

自虐的ジャーナリズム再び。

トランプ大統領が日本、韓国、中国を訪問しているニュースを見て気になる点が一つあります。北朝鮮に関してではありません。貿易に関してのことです。トランプさんは、アメリカの貿易赤字を何とか減らしたいと言っていますが、まぁ言ってみれば挨拶みたいなものですよ。それが大新聞やNHKもそうですが、なぜFTAをアメリカが迫るみたいになってしまうのでしようか?アメリカはいま韓国とのFTA改定とNAFTAの再交渉で日本とFTA交渉を始める力はないと思います。しかもアメリカか求めるFTA交渉の中心は農業だというのが、これらメディアの観測らしい。再びかつてのウルグアイラウンドの時のコメ問題のように、日本の閉鎖性が國際交渉の場て糾弾されることを期待しているように感じられるのですね。怖いぞ、怖いぞとことさら騒いでいるみたいに感じます。麻生副総理が言うように、貿易赤字を減らすには個々の品目ごとに原因を確かめて是正策を考えれば良いのでしよう。そうすれば、アメリカの車のように、どう頑張っても日本では売れないことが分かるはずですよ。

猫の映画を見ました。

映画「ボブという名の猫」を見ました。ホームレスの男か野良猫を拾います。自分はとても飼えないから家へ帰りなさい、というのですが猫は離れません。ボブという名前をつけて貧しいながらの楽しい暮らしが始まります。いろいろエピソードが続きますが、最終的には猫のおかげで男は収入を増やして本まで書いて有名になるというお話です。f:id:terakoya05:20171030202642j:image帰って来てイクに話しを聞かせてやりました。フンと言っていました。お腹がすいているのだから、そんな呑気な話は後にしてよ、というところなのでしよう。

これでは産地の自主性は育たない。

来年から国が主導して行なってきた生産調整が廃止されます。農家に生産量を割り振る方式が40年ぶりになくなることになつていました。遅すぎた感はありますが、産地や農家が自主的に何をどれだけ作るかを決める時代になると私は思っていました。ところがですね、10月30日付けの朝日新聞によりますと、45の道府県で来年以降も、生産量や作付け面積の目安を独自に示すことになりそうだ、というんです。これでは、生産数量目標を農家ごとに配分していた生産調整政策と変わりがないことになつてしまいます。完全に自主性に任せると、作り易いコメを選ぶ農家が増えて結果的に過剰を招いてしまうという、従来型の心配があるということでしようか。折角久しぶりに減反政策が変わるというのに、上の決めることに従っていれば良いのだという心理は変わらないのか、これでは産地やコメ作り農家の自主性なんて育ちませんよね。

選挙は終わりました。

予想通り与党の大勝です。政権が再び自民党に戻った5年前を思い出します。折角待望の政権を獲得しながら内部抗争に明け暮れて国民の信頼を決定的に失ったかつての民主党のことを思います。今回の民進党の三分裂もそうですよね。自説を曲げられないという純粋さは立派とも思いますが、政治の世界はそれだけでは済まない難しさを感じますね。勝った与党の現閣僚たちが「謙虚」という言葉を繰り返していたのは一種のお笑いでしよう。またすぐ以前と同じになりますよ。それにしても投票率が半分ちよつとしかなくて、その中のさらに何%かの比率を分け合う各政党の存在つて何なのかを改めて考えます。

期日前投票に行って来ました。

明日の投票日を前に期日前投票に行って来ました。明日は台風の影響で大雨かもしれないというので。

今日の夕方も雨でしたから投票所はガラガラだろうと思って行きましたが外れでした。行列が出来ていました。皆傘をさしてね、感心しました。18歳とか19歳のあたらしく選挙権を持ったような若い人はいなかったですね。大義なき解散の結末はどうなるのか?消費税の使い道を財政赤字の縮小だけでなく教育の無償化の拡大にも当てるという方向が認められることになるのでしようか。世界一の財政赤字を抱えながら、厳しい現実を国民に説明しようとしない政治家に将来をゆだねなければならないのは心配ですね。雨が降りしきる夜の期日前投票所で行列に並びながら、私はそんなことを考えていました。

態度を決めてない人たちとは?

総選挙も大詰めですね。各新聞社は当落予想をして、紙面を大きく使って報道しています。その中で私には一つ気になることがあります。各政党の予想議席数を弾き出した後で、しかしまだ態度を決めていない有権者が3割とか4割いるので最終的には予想が大きく変わる可能性があります。というコメントを必ず付け加えていることです。予想が外れた時の言い訳を事前にしておくのでしょうか。その配慮は分かりますが、何年も選挙報道を見て来た私の経験では、そんな最後の段階て態度を決めた人が

続出して、結果が大幅に変わったなどということは皆無に近いですね。しからば途中段階で態度を決めてなかった人とはどんな人なのか。選挙にはほとんど関心がないので態度を決めていないなどと言っては見たが別に悩んでいたわけではない。だから無理に投票に行っても、要は大勢に順応するだけの行動をとることになるのではないでしょうか。選挙終盤の劇的な変化などは起こりえないのです。