メダカがやって来ました。
私が入居している老人ホームにメダカがやって来ました 。中庭に置かれた五つの水槽の中で、小さなメダカが泳いでいます。小さくてもそれぞれ種類が違います。この写真ではよく分かりませんね。表示を読んでみます。幹之メダカ、この種類はうろこが光っています。白メダカ、全体が白く黄色とか黒の色素が抜け落ちています。パンダメダカ、目玉が黒く白目の部分がありません。楊貴妃メダカ、何と高貴な名前が付けられたメダカです。そしてヒメダカは、江戸時代から庶民に飼育されていたという種類だとのことです。私が子どもの頃は、田んぼに水が入ってコメ作りが始まる頃にメダカも泳ぎ始めたような気がします。その後農薬が広く田んぼに撒かれるようになって、小さな生物は姿を消しました。ところがいま、野菜や果物などが次々に小型化して行く中で、ごく小さな魚であるメダカが注目されているのでしようか。