中村靖彦の今日思うこと

思いつくままの日記

今日は阪神淡路大震災の記念日です。

年が明けて最初のブログになります。阪神淡路大震災と聞くと私はまずおにぎりを思い出します。ある企業が募集した作文コンクールで一つの応募作品が私の目を引きました。ある女性の作品です。恋人が倒壊した家の下敷きになつて死んでしまいます。彼女は3日3晩神戸の街をさまよい歩きます。なぜわたしだけか生き残ったのだろう。何も食べずにフラフラと歩いていた時、目の前に一人のおばさんがたちます。そして手に持っていたおにぎりを差し出します。「よかったら食べない?」彼女は遠ざかり行くおばさんの背に手を合わせました。彼女は学校を出て栄養士になります。仕事がらいろいろ美味しいものも食べました。しかしあの時に食べたおにぎりの味に優るものはないのです。と作文に彼女は書いています。その後1月17日は、私も加わった委員会で「おにぎりの日」と定められました。ら