中村靖彦の今日思うこと

思いつくままの日記

農業問題の情報が減りました。

新聞やテレビで農業問題についての情報が激減しました。業界紙ではなく一般紙のことです。以前このブログでも書いた、種子法の廃止とか新しいパン用の国産小麦が開発されたなどのニュースも一般紙では見ることが出来ません。メディアは自民の反応を大事にします。つまりニュースとして取り上げない、ということは、普通の市民の関心が薄いということを、そのメディアが判断しているということなのでしょう。しかしこうなると、市民と農業の距離がどんどん離れていってしまう。毎日食べているのに農産物のことを何も知らずにいるなんてことが起こり得るのです。私はそのことがとても心配です。けれどもまたこうも考えます。一般の市民は草の根で、農や食への関心を深めている、それを一般のメディアが捉えていないだけではないか。新聞やテレビの若い記者たちは最近の農業問題についての関心とか知識がまるでありませんからね。身の回りに食べ物がいくらでもある時代てすからね。