銀座のミツバチは今年も元気です。
銀座3丁目にあるビルの屋上です。ミツバチの巣箱が10箱並んでいます。ハチはこの巣箱から飛び出して、花と花の間を縫うようにして蜜を集めて来ます。大都会の養蜂が始まつて今年で11年目です。この蜂はセイヨウミツバチです。日本ミツバチより多くの蜜を集めるとのことです。今の季節は櫻が終わって、ベニバナトチノキ、マロニエ、やがてシナノキ、リンデンなどの花が咲きます。それから街路樹も大事な蜜源です。ミツバチの行動範囲は半径2キロほど、東京駅、浜離宮、皇居、日比谷公園などの花が対象になります。それにしても蜂たちはどうやつて花のありかを知るのでしょうか。リーダーの蜂が尻振りダンスをして花がある方向と距離を教えるのだそうです。そうすると皆が一斉に花がある方へと向かうのだそうです。この習性を見つけたオーストリアのフリツシユさんという学者は、ノーベル賞まで受けたのですつて。このカクテルは、コルンというドイツの蒸留酒とハチミツを合わせて、ミントチェリーとレモンの皮をミツバチの姿をイメージして添えたものです。ハチミツはもちろん銀座のハチミツです。銀座の5517というバーに行くと飲むことが出来ます。